初めての映像発注② 映像制作は誰に頼むべきなのか〜これからはフリーランスの時代

打ち合わせ風景

初めて映像・動画を制作する場合、いったい誰に頼めば良いのでしょう。
それぞれにメリット、デメリットがあり、慎重に選ぶ必要があります。

広告代理店

テレビCMや他のメディアも合わせて展開する場合、広告代理店に依頼するのが良いでしょう。広告代理店には様々な広告展開のノウハウがあります。

しかし見積もりとると、料金がかなり高額であることがわかります。まず、広告分野は人件費がとても高いこと、そして、基本「代理」しているだけなので、制作はすべて外注になります。場合によっては、企画から制作すべてを映像制作会社に丸投げしている場合もあります。

映像制作会社

広告代理店を通さず、映像制作会社に直接依頼すれば制作費は抑えられますが、会社によって得意・不得意分野もありますので、過去の制作物などを見せてもらい検討する必要があります。つまり最適な制作会社を探す労力と時間が必要になります。

注意する必要があるのは、すべてフリーランスなどに外注して広告代理店的な機能しか持たない制作会社が増えていることです。
特にディレクター(演出家)と直接打ち合わせできない会社は注意が必要です。

クラウドソーシング

今、最も注目されているのが、ランサーズやクラウドワークスといった、クラウドソーシングと呼ばれる依頼方法です。
ネットに案件を登録すれば、全国のフリーランスからたくさんの応募がありますので、品質の高いフリーランスに出会える確率も高いです。発注金額もこちらで決められますから、予算に応じた制作をすることも可能になります。
しかし、クラウドソーシングの問題点は、運営会社が手数料を取りながらも、制作物の担保を一切しないことです。つまり進行に問題があったり、制作物が完成しないなど、そういったトラブルはクライアントとフリーランスで解決しなければなりません。
しかし、フリーランスを探すという点では、最も適した仕組みではあります。

フリーランス

これからの時代、クライアントがフリーランスに直接依頼するケースが増えてくるでしょう。
機材の低価格化やソフトウェアの進化で、フリーランスと制作会社のクオリティの差はほぼありません。
映像制作は、クライアントとクリエイターが密にアイディアを出し合い、質を高めていく過程がどうしても必要です。結局のところ、人と人とのコミュニケーションの中でしか良い物は生まれて来ないからです。

素晴らしい映像を作るフリーランスはたくさんいます。注意が必要なのは、それがクライアントの意向に沿った結果であるかという点です。クリエイターが好き勝手に作ってクオリティが高いのは当たり前です。それでうまく行けば良いのですが、最初の意図と全く違うものが出来上がってしまったという場合も少なくありません。検討する際は、映像のカッコよさなどに惑わされず、コミュニケーション力の高い人物を選ぶことが重要です。

最近はYouTubeやSNSで情報発信しているクリエイターが多くいます。
その人の人となりや、仕事へのスタンス、そして映像のクオリティなど、事前に把握できる点は大きなメリットです。その点を比較すると、これからのネット時代では作り手の見えない制作会社や代理店には、依頼しにくくなっていくのではないかと思われます。

まとめ

どんな依頼形態であろうとも、映像制作は、クライアントが実際の制作者と直接話し企画意図をブレなく共有して制作を進めていくことが不可欠です。
また、代理店や制作会社、フリーランスであろうと、ただ言いなりで物をつくるのではなく、アイディアを逆提案してもらえる相手を選ぶことです。それが、当初の企画意図とは違っていたとしても、新しい気付きや、新しい切り口を発見するきっかけになります。

この記事を書いた人:miya

映像ディレクター/ビデオグラファーとして活動しています。企画から撮影編集まで、映像のことならなんでもこなします。撮影・監督した短編映画が海外映画祭で上映されました。お仕事のご依頼は宮部映像事務所まで。

初めての映像発注② 映像制作は誰に頼むべきなのか〜これからはフリーランスの時代
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