12 Months Film Festivalで”duet.”のレビューが掲載されています

映画制作
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※この記事は過去ブログより転載された記事です。

(レビュー要約)

個人の欲求や目的さえカテゴリー化され、誰もが与えられた人生を送ることが当たり前のように感じられる現代社会において、個人が真に欲するものを見出すことはほとんどない。しかし、この短編映画「Duet」では、自らを精神的な高みへと誘い、満たすことのできる誰かが必ずいると信じ、自らが真に渇望する存在を追い求める一人の「男」を描いている。

この作品の映像作家は、もう一人の登場人物である「女」を「真に価値のあるもの」の象徴として用いており、様式化されたコレオグラフィーの中で、女は男に救いの手を差し伸べる。薄べったい平凡な日々の催眠から彼を解き放つように。

簡潔でありながら場面の転換にまとまりを持たせた「Duet」は、観る者に都市の雑踏の中で自分たちがいつの間にか失ってしまった問いかけを思い出させてくれるだろう。

This review was written by Alexandru Vlad, the 12MFF Director

(翻訳:巣山賢太郎/tarinainanika)

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